「これ要る?」
思わず存在意義を疑ってしまう存在が、ちん毛です。
ちん毛は、理由があってアソコに生えています。
その理由をお伝えします。

ここでは、男性の陰毛のことを「ちん毛」と表現します。
その方が可愛いからです。
1.ちん毛とは?
ちん毛とは、あの辺一帯に生える毛のことを指します。
あの辺とはどの辺かは察してください。
陰毛(いんもう)は、ヒトの陰部(生殖器)周辺に生えている毛である。
別名としては恥毛、性毛があるが、医学的には陰毛が統一用語である。
Wikipediaより引用
ちん毛は、竿や睾丸にも毛は生えます。
なので、竿に毛が生えていても、心配する必要はありません。
2.ちん毛が生える2つの理由
思春期になると、ちん毛は生え始めます。
細くて短い毛が、チョロっと出始めたあの頃が懐かしい!
ちん毛が生える2つの理由
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ちん毛が生える理由①「傷から肌を守るため」
ちん毛は、大切なお肌を傷から守ります。
- 例えば服との接触
- 例えばセックスでの肌の触れ合い
ちん毛は、外部との接触での摩擦を防ぐための、障壁として存在します。
ゲゲゲの鬼太郎で言う「ぬりかべ」です。
ちん毛の存在は、怪我から救ってくれます。
ちん毛が生える理由②「フェロモンをアソコに溜めて女性へアピールするため」
ちん毛は、思春期に生え始めます。
この事実に注目して欲しいです。
思春期と言えば、複雑な時期です。
例えば、親に暴言を吐いてしまう時期です。
思春器の複雑な時期にアポクリン汗腺が活発になる
思春期とは、親に暴言を吐いてしまうだけの時期ではありません。
アポクリン汗腺が活発になる時期でもあります。
アポクリン汗腺が活発になるとどうなるか?
タンパク質と油っけのある色々な物質が混ざった分泌物が出ます。
俗に言うフェロモンです。
ちん毛はフェロモンを体に溜めるためだ説
フェロモンは思春期に出始めます。
ちん毛が生え始めるのは思春期です。
これらの共通点から、「ちん毛はフェロモンを体に染み込ませるためだ説」があります。
フェロモン実験
「複数の男性にデオドラントをつけていないTシャツを着てもらい、それを女性陣に嗅いでもらう」という実験があります。
その結果、MHCが似てない男女の方が強く惹かれ合うことがわかりました。
MHCとは、平たく言えば、「ひとりひとり発する香りが異なる」というものです。
この香りを相手にちょっとでもたくさん伝えるという任務が与えられたのが、ちん毛です。
※フェロモンちん毛説は、確証を得るまでには至っていません
3.ちん毛は生やすも脱毛するも自由!
ちん毛は、理由があって生えていることがおわかりいただけたかと思います。
ちん毛は生やすも自由、脱毛するも自由!です。
ちなみに私はパイパンです!
パイパンにした理由は、
- 清潔感(→ 群れるのが嫌だった)
- ファッション(→ 毛がない方が格好良い)
を気にしてのことです。
4.ちん毛の処理方法!
ここからは、ちん毛の処理方法をみていきます。
~家編~
ちん毛は、1日2日で急速に伸びるわけではありません。
なので、毎日手入れをする必要はありません。
ちん毛のホームケア方法
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ちん毛のホームケア①「トリミング」
トリミングは、「カットする」という解釈でOKです。
ハサミで端をカットしたり、バリカンやカミソリで短く揃えたりします。
「しっかりと手入れしていますよ。気を遣っていますよ」という男になれます。
トリミングのやり方
- 5分ほどちん毛を湿らせます
- トリミングハサミを使って毛を整えます
ペニスや睾丸の皮膚は繊細です。
怪我をしないようにで注意ください。
電気シェーバーを使えば、トリミングを早く終えられます。
1週間に1回ほどの手入れです。
ちん毛のホームケア②「シェービング」
シェービングとは、カミソリで毛をジョリジョリする行為です。
新鮮で鋭いかみそりを使用しましょう。
シェービングのやり方
- 脱毛箇所をぬるま湯で湿らせます
- ハサミやバリカンでできるだけ短く毛をトリミングします
- 脱毛箇所をシェービングクリームやジェルで泡立てます
- 片手で皮膚を引っ張ります。ピンと張らせるイメージです
- もう片方の手でカミソリを持ちます。毛の成長方向に沿って剃ります
切り傷や擦り傷にならないよう、ゆっくりと剃りましょう - 作業が終わったら、ローション、オイル、アロエベラで優しくマッサージします。アフターシェーブローションや、香りつきの製品はおすすめできません
チクチクして痛いのと、かぶれやすいのが注意点です。
シェービングは毛の再生が早いです。
数日置きに剃る必要があります。
ちん毛のホームケア③「ブラジリアンワックス」
ブラジリアンワックスは、慣れたら簡単です。
慣れないと難しいです。笑
やり方を間違えるとうまく脱毛できません。しかも痛いし。
慣れていない人は、プロに任せましょう!
以下、ワックスのやり方手順です。
ブラジリアンワックス(家編)のやり方
- 5分ほどぬるま湯に浸します。シャワーやお風呂でもOKです
- ちん毛の長さが5ミリより短いかご確認ください。5ミリ以上の場合は、トリミングしましょう
- 温めたワックスを陰部に塗ります
- ワックス剥がし用のペーパーを、ワックスを塗った場所に貼り付けます
- ワックスが固まるのを待ちます
- ワックスペーパーを素早く引っ張ります。そうすれば毛は無くなっています
- 脱毛したい全ての箇所に対して、ステップc~fを繰り返します
ちん毛のホームケア④「除毛クリーム」
デリケートゾーン専用の除毛クリームを使用しましょう。
他の箇所用の除毛クリームは使わないでください。
ペニスにとっては刺激が強過ぎます。危険です。
やり方を見て行く前に、注意点を見ていきます。
除毛クリームの注意点
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除毛クリーム注意点ⅰ「除毛前はお肌に刺激を与えないよう!」
除毛クリームは肌への刺激が強いです。
なので、事前に肌に刺激を与えることはやめてください。
例えば、クリーム使用前3日間は、ちん毛を剃るのを止めてください。
除毛クリーム注意点ⅱ「事前にパッチテストを!」
パッチテストは、前日までに行うようにしましょう。
例えば足の皮膚など、陰部以外で行なうようにしてください。
異常なしならOKです。
発赤や腫れを24時間以内に感じたら、アウトです。
除毛クリームを使わないようにしてください。
除毛クリームの使用方法
- ぬるま湯でデリケートゾーンを洗い流します
- 目的の場所に除毛クリームを塗ります
- 製品が推奨する時間待ちます。(5分ほどの場合が多いです)
※長時間の放置はやめてください - クリーム除去ツールで、クリームを取り除きます。
- ぬるま湯でクリームを洗い流します。
- ローション、ベビーオイル、アロエをお肌に馴染ませます。お肌の保護のためです。
~プロ編~
世の中には男性のちん毛処理のプロフェッショナルがいます。
人にちん毛を処理してもらうのはなかなか良いです。
プロによるちん毛の処理方法
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プロちん毛処理①「ブラジリアンワックス」
プロにやってもらうブラジリアンワックスは良いです。痛みがあまりありません。
しかし、良いことばかりではありません。
例えば、人前で裸になるのは恥ずかしいです。敏感な領域をパーンと晒すわけですので。
4週間に1回ほどのペースでサロンに通うことになります。
プロちん毛処理②「レーザー脱毛」
レーザー脱毛すれば、ほぼ永久的にちん毛を減らせます。
レーザー脱毛は、毛に光を当てて脱毛していく方式が主流です。
黒色に反応するレーザーを毛に当てることで、体の毛のみが脱落していきます。
1~2ヶ月に1回、サロンやクリニックに通います。
レーザー脱毛はクリニックパターンとエステパターンがある
クリニックとは病院です。
病院で行うレーザー脱毛と、エステサロンで行うレーザー脱毛があります。
大きな違いは、「医師免許があるかどうか」です。
医師免許の有無で光の強さが違う
免許があるクリニックでの機械は、エステサロンの機械よりも、強いレーザーを当てることができます。
そのため、脱毛回数が少なくて済みます。
脱毛箇所や毛の濃さなど個人差はありますが、
- クリニックでは5回程度
- エステでは10回程度
毛をほぼなくすために必要な通う回数だとされています。
プロちん毛処理③「電気脱毛(ニードル脱毛)」
ニードル脱毛は、完全に毛を除去できるとされています。
完全に毛を除去できるのは、ニードル脱毛が唯一です。(レーザー脱毛は、”完全な脱毛”は不可です)
ニードル脱毛では、針のように細い物質に電気を通し、毛を根本から抜き取っていきます。
痛くて高いので不人気です。
5.ちん毛脱毛の注意点!
ちん毛脱毛は素敵です。
しかし、幾つか注意点があります。
ちん毛脱毛の注意点 脱毛後すぐのセックスで性感染症になるかも・・ 肌トラブルが起こる恐れが・・ |
ちん毛脱毛注意点ⅰ「脱毛後すぐのセックスで性感染症になるかも・・」
ちん毛を脱毛することで、小さな小さな創傷ができます。
これは、毛根の深~い部分から毛が取り除かれた結果です。
創傷が癒える前にセックスをすることで、菌が体に入ってしまいがちです。
その結果、STDなど性感染症にかかる可能性が高くなります。
ちん毛脱毛注意点ⅱ「肌トラブルが起こる恐れが・・」
「ちん毛は常に伸びようとしている」ということを忘れないでください。
脱毛後も、ちん毛は伸びようとしています。
しつこい奴です。
脱毛後に毛穴が閉まって毛が出てこなくなるなどのリスクがあります。(埋没毛)
脱毛に潜む肌トラブル
埋没毛などのトラブル発生により、毛包炎や色素沈着過剰になり得ます。
他にも、下記のちょっとしたトラブルが考えれます。
脱毛によるちょっとしたトラブル
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最後に
ちん毛が生える理由とちん毛の処理方法を見ました。
ちん毛は理由があって生えています。
「(ちん毛を)なくしたい!」そう思ったら処理しましょう。
「どうでも良い!」そう思ったらそのままでいましょう。
大切なのは、「その日1日快適であったかどうか?」です。