L-アルギニンは、アミノ酸の代表だ!と言われています。
「健康を気にする男性の中で、知らない人はいないんじゃ?」・・っていうくらいの代物です。
アルギニンの効果を徹底的に解明しました!


アルギニンとは?EDやペニス増大に必要不可欠なアミノ酸を徹底解説!
アルギニンは、男性の健康に必要不可欠です。
勃起にも、ペニスを大きくするにも、その他の健康のためにも必要です。
![]() ![]() 編集部 会社員3名で成り立っている。 変態×変態×変態の集まり。 ただし、みんなペニスへの想いに関しては一途。 | ![]() ![]() 佐藤さん イケイケのおやじ。 シリコンボールを入れたり、オナ禁したり、チャレンジ精神旺盛。 仕事も懸命にこなし、女性にモテる。 |
今回の話
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1.アルギニンとは「準必須アミノ酸です」
アミノ酸は、「必須アミノ酸」「準必須アミノ酸」「非必須アミノ酸」にわけられます。
アルギニンは準必須アミノ酸に分類されます。
一応、人間の体内で生産できますが、それだと十分な摂取量を得られません。
なので、食事やサプリメントで摂取しましょうというものです。
2.アルギニンの効果






アルギニンの最も有名な効果
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アルギニンは人間の体内に入ると、一酸化窒素(NO)を生成します。
そのNOが、血管を拡張します。
また、アルギニンはサイクリックGMP(cGMP)を生します。
cGMPは平滑筋をリラックスさせ、体内の血液運搬がスムーズに行われるようはたらきます。
これが、アルギニンによる血流改善のメカニズムです。
血流をよくするだけじゃない!アルギニンの主な効果
アルギニンは血流以外にも様々なはたらきがあります。
優秀です。
循環器系の正常化、血管の柔軟性の向上などをもたらしてくれます。
そんなアルギニンの主要効果は、以下の5つです。
「血を流す」以外のアルギニンの主な効果5(ファイブ)
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これ以外にも、「血流の悪化によって引き起こされる勃起不全(ED)にも効果を発揮する」という報告があります。
これは、数多くの研究で明らかになっています。




アルギニンは医学的にも効果が証明されている
アルギニンは今から100年以上前の1886年、ルピナスという植物の芽から発見されました。
その一方で、アルギニンが生み出す一酸化窒素による血管拡張作用は、1990年後半まではっきりとは解明されていませんでした。
アルギニン ー 一酸化炭素 ー 血管拡張作用のホットラインが見つかるまで、100年程かかっています。
NO効果が発見されるまでにアルギニンについてわかっていたこと
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アルギニンの血管拡張作用の発見がノーベル賞に!
アルギニンにより、体内で分泌される一酸化窒素(NO)に血管拡張作用があることが発見されたのは、1998年のことです。
つい最近です。
一酸化窒素の血流改善作用を証明した3人の研究者は、その発見により、ノーベル医学生理学賞を受賞しています。
一酸化窒素(NO)に血管拡張作用がある話を分かりやすく解説↓
アルギニンは今ではサプリメントの定番!
アルギニンは、NO効果が証明されて以降、様々なサプリメントに含まれるようになりました。
男性向けのアイテムだけでなく、女性向けのアイテムにも含まれます。
媚薬や、女性の美肌、アンチエイジング向けのサプリメントなどです。
アルギニンは今や、我々人間にとって欠かせないアミノ酸になりました。
3.アルギニンでEDが改善できる理由(勃起不全)










EDは、精神的なものやオナニーが原因でなってしまいます。
最も多い原因を突き詰めると、「血流の悪化」です。
年を取るとともにEDの発症率は高くなります。
症状の重さに個人差はありますが、「40歳の男性の半数以上が勃起不全だ」と言われています。
勃起のメカニズム
アルギニンがEDに効果のある理由をみていく前に、勃起のメカニズムを知りましょう。
勃起とは、海綿体組織に血がたくさん流れている状況です。










ペニスの構造 海綿体、尿道、外皮をメインに構成されている |
勃起状態にあるペニスは、「ペニスに大量の血液が流れ込んでいますよ~」という証です。
つまり、ただの充血状態です。
つまりつまり、「ペニスがどれだけ硬くなるか」という勃起の度合は、
「ペニス海綿体組織の血管に、どれだけの血液が流れ込むことができるか」がポイントだと言えます。
血管を拡張することで、そこに流れる血液の量が増える




喫煙、飲酒、運動不足、食生活の乱れなどなど、様々な要因により、ペニスへの血流は悪くなります。
その結果が勃起不全です。
しかし、アルギニンを体内に取り入れることで、血管拡張作用のある一酸化窒素(NO)を生成することができます。
それにより、性的興奮状態になると、ペニスへの血流が促進されます。
そうやって勃起不全は改善されていきます。
アルギニンは勃起を阻害する物質の分泌を促進する
EDを語る上で、血管拡張作用と同様欠かせないものが、「サイクリックGMP(cGMP)」です。
「アルギニンが勃起不全に効く」と言われるのは、cGMPの分泌を促進する役割があるからです。
サイクリックGMP(cGMP)とは
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cGMPとPDE5は勃起のスイッチ
性的に興奮状態にあるとき、体内ではcGMPが分泌されています。(スイッチ・ON)
射精直後にペニスが「シュルシュル~」と急激にしぼんで行くときには、PDE5が分泌されています。(スイッチ・OFF)
勃起不全や中折れの原因のひとつとして、この「ON/OFFスイッチの切り替えがうまくいっていない」ということが挙げられます。
- スイッチ・ON=cGMP
- スイッチ・OFF=PDE5
アルギニンがON/OFFスイッチを正常に作動させる
アルギニンは、勃起発動スイッチであるcGMPの分泌を促進します。
cGMPが分泌されるということはつまり、スイッチONです。
つまり、アルギニンを摂取することで、ペニスが勃ちやすくなると言えます。
勃起の継続にも効果的!
アルギニンには勃起の継続作用も期待できます。
アルギニンは、「勃起しやすく、勃起が長続きしやすい体内環境」へと体を導きます。
4.アルギニンによるペニス増大効果
ペニスが増大するメカニズムは下記です。
- ペニス海綿体への血流向上
- ペニス海綿体の血管拡張
- ペニス海綿体細胞の増殖
この内、最初の2ステップに関しては、ED改善のメカニズムとほぼほぼ一緒です。
ここでは3番目のメカニズム「ペニス海綿体細胞の増殖」について解説していきます。
海綿体の血液量増加 = ペニス増大
アルギニン摂取により、NOとcGMPの分泌が促進されます。
それにより、ペニス海綿体の血管は拡張されます。
血管が拡張すると、多くの血液がペニスに流れ込むことができるようになります。
その結果、勃起時にペニスが通常以上の硬さ・大きさまで膨張することができます。
つまり、「海綿体の血液量増加」は「ペニスの増大」を意味します。
ギンギンの勃起を繰り返すことで、ペニスは増大する
一度の大きな勃起だけでは、ペニスの増大は期待できません。
しかし、一酸化窒素効果を受けながらの「120%勃起」を何度も繰り返すことで、ペニス海綿体の血液許容量が徐々に増加していきます。
ペニス海綿体の血液許容量の増加は、長い時間がかかります。
理論的には、勃起不全改善(=勃起力アップ)の延長線上に、ペニス増大があります。
成長ホルモンもペニスサイズに関係する
ペニス増大には、NOによる血流改善と、cGMPによる勃起持続が欠かせません。
しかし、これら以外に「ホルモン分泌」(成長ホルモン&テストステロン)も、ペニス増大に大きく影響しています。
ペニスサイズと成長ホルモンの関連性を検証した研究では、「成長ホルモンの分泌量が多いと、ペニスの成長も大きくなる」ということが確認されています。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す!




成長ホルモン(HGH:Human Growth Hormone)を、思春期などの成長期(性徴期)だけに必要なホルモンだと勘違いしている人も少なくありません。
しかし成長ホルモンは、大人にとっても大切なホルモンです。
成長ホルモンはペニスや筋肉、骨を強くしてくれる役割を持ちます。
成長ホルモン(HGH)の分泌は、年齢とともに低下していきます。
しかし、そこでアルギニンです。
成長ホルモンを抑制するGIH(Growth hormone-inhibiting hormone){=別名:ソマトスタチン(Somatostatin)}を、アルギニンは抑制することが確認されています。
同時に、アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進させるGRH(Growth hormone–releasing hormone)の分泌も高めると言われています。
「アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す」まとめ
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テストステロンがペニス・サイズを左右する






アルギニンはテストステロンの分泌にも関わっています。
テストステロンは、男性ホルモンの約95%を占めるホルモンです。
ペニスにとって重要です。
テストステロンがペニスサイズの増大を左右しているといっても過言ではありません。
約2,000人もの男性を対象にした研究では、テストステロンの分泌量とペニスサイズの関係性が確認されています。
「アルギニンとテストステロンとの関わり」まとめ
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アルギニンはテストステロンの分泌を高める
テストステロンは男性ホルモンの95%を締めています。
「男らしさ」「体つき」「顔つき」「勇敢さなどの精神状態」に関係しているとされています。
このホルモンが、ペニスに無関係なハズがありません。
テストステロンはそもそも、睾丸から分泌されます。
その睾丸の中にある精子は、8割以上がアルギニンによって作られています。
現状では、「アルギニンがテストステロンを高める」と断言するのに十分な研究はありませんが、
「アルギニンがテストステロンの分泌を促進する」という仮説は、多くの方面で囁かれています。
近い将来、アルギニン摂取によるテストステロンの上昇が確認できる研究結果が出るかもしれません。
5.アルギニンの摂取方法




アルギニンは、どうやって摂取したら最も効果的なのでしょう?
ここからは、有能なアミノ酸、アルギニンの摂取方法をみていきます。
アルギニンを含む食べ物・ベスト10!
アルギニンは、様々な食事から摂取することができます。
比較的含有量の多い、代表的なアルギニン食材ベスト10は以下です。
アルギニンを含む食べ物ベスト10!
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普段口にしている食材の中にも、アルギニンは含まれています。
しかし、残念ながら普段の食事では十分な量のアルギニンを摂取できません。
アルギニンは食事からだけでは不十分!
実は、世の中には、「アルギニン欠乏症(Arginine Deficiency)」という病状が存在します。
これは、アルギニンの摂取量が不足していますよ、という状態を指します。
実は、世の中にはアルギニンの量が足りていない人がたくさんいます。
ED改善やペニス増大などを目指すには、通常のアルギニン摂取の必要量よりも余計に多く、アルギニンを体に取り入れなければなりません。
ED改善に当たり必要なアルギニン摂取量
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アルギニンはサプリメントで効率よく摂取すべし!
最低でも3,000mgものアルギニンを毎日摂取しないといけません。
それを食事だけで摂取するのはほぼ不可能です。
この事実は健康フェチの間では常識です。
また、医師もアルギニンはサプリメントで補うことを推奨しています。
アルギニンを多く含む代表的なペニス増大サプリ
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この3つが、アルギニン摂取のための代表的なサプリメントです。
他のアミノ酸とも同時に摂取しよう!








アルギニンは、単体での効果検証の研究が主流です。
しかし、オルニチンやフェニルアラニンなど、他のアミノ酸と同時に摂取することで、体内で正常に作用するアルギニンの量を増加させることができるとされています。
ほかのアミノ酸とも同時に摂取しましょう。
6.アルギニンに副作用はない!










アルギニンの副作用
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まとめ
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
男性にとって必須成分であるアルギニンの、概要、効果、摂取方法を、科学的根拠に基づいてありのままお伝えしました。
健康増進や精力増強、勃起不全の改善にとどまらず、ペニス増大までもサポートしてくれるアルギニン。
そんなクレバーな成分を、サプリメントを活用してうまく摂取していきましょう!